以前取材した北海道上士幌町。
そこには季節によってダム湖の底から姿を現す幻の橋梁。
その名もタウシュベツ川橋梁!
こちらはダム湖の誕生によってその役目を終えた士幌線の廃線跡。
「旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群」として北海道遺産に登録されています。
糠平湖の湖畔にあるため、ダムの水かさが減る冬から春にかけて姿を現し、
夏には再び湖底に沈むという、ロマンティックなメガネ橋になっています。
このような橋は、日本中探してもどこにもないとても貴重なものなんです。
ちなみに私は1月に取材させてもらいました。
しかし、水没と出現を繰り返していることが要因で、 老朽化が進んでおり、
実際に一部は少しずつ崩れ始めています。
いつ崩壊してもおかしくないといわれており、
原形を留めた状態が見られるのは今がラストチャンスかもしれません。
日本各地にはこのようにいつなくなってもおかしくない
素晴らしい景色がたくさんあるので、
どんどんそういう所を取材して皆さんに伝えていけたらと思います!