先日滋賀県にある守山市民ホールでお芝居が行われている

TKシアターさんの「山月記」を撮影に行ってきました。

 

 

今回は、劇団のプロモーションビデオを作成させていただくための撮影です。

 

「山月記」とは、名前の通り、中島敦(なかじまあつし)の短編小説「山月記」を元にした演劇。

みなさんも学生の頃に国語の教科書で見かけたことがあるのではないでしょうか。

 

最近では「文豪ストレイドッグス」という漫画も流行っているようで、比較的とっつきやすい演目です。

 

李徴(りちょう)と袁傪(えんさん)という二人の人物が中心となり物語が展開していきます。

 

1行であらすじを説明すると、

「自尊心」がテーマの物語で、いろいろこじらせ男子である李徴が最後虎になってしまう物語です(笑)

 

なぜ虎なんでしょうか。

 

フランツ・カフカ作の「変身」という物語は男性が朝起きたら虫になっていますが、

あちらはあちらで、なぜ虫チョイスなのでしょうか。

何度も読めば分かるのでしょうか、いろいろ奥が深いですよね

 

山月記と聞いて、そんなことを考えながらの撮影当日。

 

役者の方々と舞台裏で交流したときには、落ち着いた穏やかな方が多い印象を持ちましたが、本番となると皆さん別人のよう。

やはりプロはすごいですね。

 

長台詞もペラペラです。記憶力の乏しい私には到底マネできません。

 

 

本編は50分ほどでしたが、演技している様子をたっぷり撮影させてもらいました。

 

生のお芝居は素敵で、動画のように「切り貼りして完成」ではないので、ミスは許されない！という緊張感…！

撮影している私にもとっても伝わってきました。

 

劇団プロモーションビデオは完成したら実績としてHPに載せる許可をいただいています。

是非みてくださいね！